2010年07月01日
近くの川で/九戸政実
6月27日
法事の為に ケイトと2人で岩手に帰省
6月 ・・ 良い季節だ
田んぼへの導水で 川の水が減水する時期
前回 釣り魂に火が着いたケイト(笑)に 『 行く?釣り 』 ・・ 『 いくー 』
暇を見つけて 昔よく行った川に行く
徒歩 10分ほど
途中 石っころをひっくり返しては 餌となるミミズの調達
20cmぐらい育った田んぼの稲に 蛍がついていた・・ 夜は光って飛んでるかな・・
ここは九戸を横断する川 《 瀬月内川 (せつきないがわ) 》
瀬月内川・・改めて字にして書くと 不思議な名前の川だな~
武将が 瀬に映った月に癒され めでた歌から来るのかも知れない
武将といえば、
ここは 九戸政実 ( くのへまさざね ) ゆかりの地
氏族が抹殺されたとされる 《 折爪岳 (おりつめだけ) 》 に平行して流れる川だ
《 折爪岳 》
川の後ろには 折爪岳
文字通り 折った爪のような形をしている不思議な形の大きな山
《 九戸政実 》
当時、全国を統治し不動の地位を固めた豊臣秀吉に 国の主君達が頭を下げていた秀吉晩年の頃、
男の 《 義 》 を重んじたがゆえに秀吉に睨まれ 最後まで抵抗し、戦った武将
秀吉にとっても 最後まで手中に入れることが出来ず 天下統一がなされなかった 陸奥(みちのく)の国
秀吉に剣を抜いた彼は、いわば 自分にとって 現存したラストサムライだ
( 皆にあまり知られていない武将だと思う )
政実は 南部晴政を師と仰ぎ仕えるが、
晴政が死んだ後、後継者になるはずの晴政の実子(晴継)が抹殺された不義に納得が行かず
自分の統治よりも 《 義 》 を守り 剣を握った武将
彼は 戦術・剣 ともに優れていたと聞く
後継の利権目当てだった 信直 勢は劣勢になり、 秀吉に伝を送る
造反や裏切りの中 政実と一緒に気勢を上げた5千人で 秀吉から送られた刺客 3万~6万人から九戸の地を守ろうとした。
政実にとっては最初から知っていた 負け戦 だったのかも知れない・・
最後は子息に及び 一族全てが抹殺されたと聞く
九戸政実一族を抹殺した軍勢には 豊臣秀次や浅野長政 石田三成も参戦
陸奥(みちのく)の果てまで、わざわざ彼らが先陣に着意するのは よほど特異なものだったと伺える
その九戸一族が抹殺された場所が 後ろにそびえる 折爪岳 と言われている山だ
不思議なのは、 これほど大陣の合戦にもかかわらず 関白だった秀吉が書いた記述に《 九戸の乱 》 に関して殆ど触れていない
何万という兵力を使ったにもかかわらず、落城まで手こずったせいなのか・・ 民に不義をささやかれたせいなのか・・
政実を死に追いやった年に 秀吉は関白を自ら辞職し その7年後、死を迎えることになる
実際、政実と秀吉は1歳しか歳が変わらない
今から400年以上前、 55歳で生涯を閉じた男気 政実の話
( 話はこのへんで )
この川は 子供の頃の遊び場だった
上流に行くと 山女や岩魚もいる川だが、ここは 『油ハヤ』しか釣れない
早速 『 釣れた 』
油ハヤは ヌルヌルするから 子供の頃は どぶ魚(ジャ)と呼んでいたほどの 人気のない川魚
地元では絶対に食べない
でも 塩焼きやテンプラにすると旨い
先日立ち寄った 栃木県の天ぷら屋では ハヤの天ぷらがメニューにあった
(えっー?? メニューを見て 軽く引く 笑)
この魚、 餌は何でも 面白いように針にかかる
周りを見ると 県外から本格的な装備の釣り人が二名・・ 山女狙いかぁ?
自分なんか ツッカケの雪駄 短パン・・
道具もこんな(笑)
地元っちゃあ地元だかんねー(笑)
昔の子供は 強い!!
ケイト!
蛭いるから気をつけてな
法事の為に ケイトと2人で岩手に帰省
6月 ・・ 良い季節だ
田んぼへの導水で 川の水が減水する時期
前回 釣り魂に火が着いたケイト(笑)に 『 行く?釣り 』 ・・ 『 いくー 』
暇を見つけて 昔よく行った川に行く
徒歩 10分ほど
途中 石っころをひっくり返しては 餌となるミミズの調達
20cmぐらい育った田んぼの稲に 蛍がついていた・・ 夜は光って飛んでるかな・・
ここは九戸を横断する川 《 瀬月内川 (せつきないがわ) 》
瀬月内川・・改めて字にして書くと 不思議な名前の川だな~
武将が 瀬に映った月に癒され めでた歌から来るのかも知れない
武将といえば、
ここは 九戸政実 ( くのへまさざね ) ゆかりの地
氏族が抹殺されたとされる 《 折爪岳 (おりつめだけ) 》 に平行して流れる川だ
《 折爪岳 》
川の後ろには 折爪岳
文字通り 折った爪のような形をしている不思議な形の大きな山
《 九戸政実 》
当時、全国を統治し不動の地位を固めた豊臣秀吉に 国の主君達が頭を下げていた秀吉晩年の頃、
男の 《 義 》 を重んじたがゆえに秀吉に睨まれ 最後まで抵抗し、戦った武将
秀吉にとっても 最後まで手中に入れることが出来ず 天下統一がなされなかった 陸奥(みちのく)の国
秀吉に剣を抜いた彼は、いわば 自分にとって 現存したラストサムライだ
( 皆にあまり知られていない武将だと思う )
政実は 南部晴政を師と仰ぎ仕えるが、
晴政が死んだ後、後継者になるはずの晴政の実子(晴継)が抹殺された不義に納得が行かず
自分の統治よりも 《 義 》 を守り 剣を握った武将
彼は 戦術・剣 ともに優れていたと聞く
後継の利権目当てだった 信直 勢は劣勢になり、 秀吉に伝を送る
造反や裏切りの中 政実と一緒に気勢を上げた5千人で 秀吉から送られた刺客 3万~6万人から九戸の地を守ろうとした。
政実にとっては最初から知っていた 負け戦 だったのかも知れない・・
最後は子息に及び 一族全てが抹殺されたと聞く
九戸政実一族を抹殺した軍勢には 豊臣秀次や浅野長政 石田三成も参戦
陸奥(みちのく)の果てまで、わざわざ彼らが先陣に着意するのは よほど特異なものだったと伺える
その九戸一族が抹殺された場所が 後ろにそびえる 折爪岳 と言われている山だ
不思議なのは、 これほど大陣の合戦にもかかわらず 関白だった秀吉が書いた記述に《 九戸の乱 》 に関して殆ど触れていない
何万という兵力を使ったにもかかわらず、落城まで手こずったせいなのか・・ 民に不義をささやかれたせいなのか・・
政実を死に追いやった年に 秀吉は関白を自ら辞職し その7年後、死を迎えることになる
実際、政実と秀吉は1歳しか歳が変わらない
今から400年以上前、 55歳で生涯を閉じた男気 政実の話
( 話はこのへんで )
この川は 子供の頃の遊び場だった
上流に行くと 山女や岩魚もいる川だが、ここは 『油ハヤ』しか釣れない
早速 『 釣れた 』
油ハヤは ヌルヌルするから 子供の頃は どぶ魚(ジャ)と呼んでいたほどの 人気のない川魚
地元では絶対に食べない
でも 塩焼きやテンプラにすると旨い
先日立ち寄った 栃木県の天ぷら屋では ハヤの天ぷらがメニューにあった
(えっー?? メニューを見て 軽く引く 笑)
この魚、 餌は何でも 面白いように針にかかる
周りを見ると 県外から本格的な装備の釣り人が二名・・ 山女狙いかぁ?
自分なんか ツッカケの雪駄 短パン・・
道具もこんな(笑)
地元っちゃあ地元だかんねー(笑)
昔の子供は 強い!!
ケイト!
蛭いるから気をつけてな
Posted by juba at 23:41│Comments(0)
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