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2015年03月10日

発電機消音ボックス Ⅱ  











ポータブル発電機の使用は 趣味の用途から 災害時への対策など 

利用におけるシーンは多岐にわたります



また、

ポータブル発電機の 騒音・防音対策は キャンパーの方々に限らず

使用される方 皆さんの共通の悩みかも知れません



実際に  ネットを見ると

騒音対策や 消音BOXなどの DIY ( Do-it-yourself )  は
 
実に多くのアイデアと形態であふれています





ご覧いただいております 発電機消音BOX 製作記 は

前回ブログ  <  発電機消音BOX   > も含め

PV 140,000 カウント に達しました




今回は 前回より防音効果を増やした  < 発電機消音BOX Ⅱ >  の製作記事を UP !



皆様が簡単にお作りできて、 騒音対策の一助になれば...  と ここに公開させていただきました


御自身のアイデアで作成される消音BOX に


このブログが 少しでもヒントになれば幸いです 







                                                    楽しいアウトドアライフを!


















【   全制作費 30,000円   】




今回 使用した材料 (品番) と 参考価格は  こちらをクリック!



発電機消音ボックス Ⅱ  







≪ 基本コンセプト ≫

① コンパクトで持ち運びや収納が出来る
② 材料はホームセンターやネットで 容易に購入出来る
③ 軽量でも 防音・熱処理 を効率よく行う
④ 製作日数は3日~1週間 誰でも簡単に楽しみながら作成できる









消音BOX Ⅱ に使用したのは アイリスオーヤマ 品番WY-780

発電機HONDA EU-16 i を入れるにはこのBOX の大きさが丁度良く、
キャンピングトレーラーのドア幅より狭い為 中に収納が可能。

材質は加工がし易い軟化プラスティックで ドリルやジグソーを当てても ひび割れし難いのが嬉しい


発電機消音ボックス Ⅱ  






【 ① 防音シート施工 】
【 ② ゴム足の取り付け 】
【 ③ 上蓋の加工 】
【 ④ 防水コンセントの取り付け 】
【 ⑤ グラスシートの施工 】
【 ⑥ 操作窓の加工 】
【 ⑦ インテーク(吸気口) の取り付け 】
【 ⑧ 排気カバーの作成 】
【 ⑨ 排気ユニットの作成 】
【 ⑩ 排気カバーの取り付け 】
【 ⑪ サイレンサーの作成 】
【 ⑫ 排気受け板の作成 】
【 ⑬ 開口ワイヤーの取り付け 】
【 ⑭ 完成 】













【  ①  防音シート施工  】



≪注意点≫
・ シート貼りにムラがあると防音効果は下がる
・ カット寸法は 少し大きめにカットする





まずは 
このBOX  の内壁に防音シートを貼り付けていきます

  
今回から採用するのはこのシート
グラスウールだけでは補えない 低音域のカットと 発電機がMAX 時の 箱の唸り(うなり) を抑えるもの 

≪ 人差し指 コストや重量をカットしたい場合 このシートは省いても良いです  ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  




使用したシートの厚みは1.2mmのタイプ 
カッターで切れ目を入れた後、 手で裂くようにカットしていきます

発電機消音ボックス Ⅱ  





特殊な生地に ゴムを張り合わせたシートは 
6歳の子供の手でも 簡単にカットする事ができ
少しザラザラした質感・・   全体的に埃っぽいのが特徴


発電機消音ボックス Ⅱ  




カッティングしたパーツは 壁面と上部 下部 のBOX全面 
シートの重なり部を もうける為   少し大きめにカット(5mm程) します

( BOXの寸法は均等ではなく、 下側が狭く 上側が広くなっています ) 


発電機消音ボックス Ⅱ  






このカットしたシートの全重量は2.4kg   
貼り付けると 重量は その分 増えることに

発電機消音ボックス Ⅱ  







貼り付けには ボンドは使用せず 両面テープにて行う方が作業が楽です 

( 全面にテープを貼る必要はありません  シート横方向に対し 上下端と中間部で十分にホールドします )

発電機消音ボックス Ⅱ  




防音は、 シートに余裕を持たせてカットし  合わせ目を重ね 全体をきちんとシーリングする

≪   人差し指   防音材に隙間が開くと 効果が減少します   ≫  

発電機消音ボックス Ⅱ  













【 ② ゴム足の取り付け 】





≪ 人差し指  発電機をBOXに入れると 床面が発電機の重さで沈み 箱鳴りの原因となりますので 
中心部にゴムを取り付けて これを防止します ≫






底面中心部に穴を開け ゴムを取り付ける

発電機消音ボックス Ⅱ  






BOX 内はこんな感じで ナットを取り付けます

≪ 人差し指  ネジの長さは 発電機に干渉しない程度の あまり長くないものが最適です ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  





発電機消音ボックス Ⅱ  













【 ③ 上蓋の加工 】




* 上蓋は容易に外れますので、 BOX本体から外したままで作業を行うと便利です







まず最初に 
上蓋に取っ手を取り付けてから防音加工を行っていきます

  
≪  人差し指  取っ手は 防音加工をした後に取り付けは出来ませんので これを最初に行います。  ≫



≪  人差し指  この取っ手は重量物に適し ネジ4点止めですので 持ち運びにとても便利です!(2点止めの取っ手は お勧めできません)  ≫




取り付け位置を採寸   ( 写真の取っ手は 旧型BOX から移行した古いものです )

発電機消音ボックス Ⅱ  





採寸の後 穴はまだ開けず、 ドリルで目印の傷を付けていきます

発電機消音ボックス Ⅱ  
 





この時、表面に 下に補強板が隠れている薄い線が見えます。  ( 写真 矢印部分 )

 
≪  人差し指  この取っ手を使用する場合、この板から離れた場所に穴を開けないと ナットが取り付けられない場合がありますので 注意が必要です。  ≫    


発電機消音ボックス Ⅱ  





裏面は こんな形になり、   ここにナットを入れネジ止めします

振動で緩み防止の措置として スプリングワッシャーを入れても良いかと思います。
( 今回は入れておりません )

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取っ手をネジ止めする ネジは 6mm×20mm の物

どうしても上の写真のように、 裏面の補強板にボルトが干渉する場所は  開ける穴を6mmではなく5mmにし、
ケースにナット無しで 直接ネジ止めすると良いです

発電機消音ボックス Ⅱ  






BOX は重量物ですので 1箇所ぐらいは大丈夫ですが 4本全てがナット無しにならないようにします

発電機消音ボックス Ⅱ  









ネジをナットで固定したら 裏面に発泡ウレタンをスプレーします



発泡ウレタンは モコモコ盛り上がり 5倍ぐらいに膨れますので  なるべく少量を均等に吹きかけます    
すこし少ないかな・・  ぐらいが適量です  

( 量を間違うと ボトルはすぐに空になってしまいます   ウレタンボトルは750ml が必要 )



≪ 人差し指  ウレタンスプレーは時間が経つと ノズル内が固まり 閉塞すると使用出来なくなるので、 
取り置きすることなく 一気に使い切ることをお勧めします! ≫
  




発電機消音ボックス Ⅱ  




 







操作窓へのウレタン加工  も同時に行います



<  ※ この作業は 防音 及び 防水効果には それほど影響がありませんので 省いても構いません > 

発電機消音ボックス Ⅱ  






ウレタンフォームを 操作窓の裏面に吹き付けます

ここも少量を 均等に吹きつけ 膨れ具合の様子を見ます

発電機消音ボックス Ⅱ  





この窓は回転すると通気が出来る仕組みですが、 通気は後方から十分量確保できますので
雨水浸入防止や防音の為に ここでは全面をウレタンで埋めてしまいます。


発電機消音ボックス Ⅱ  





1日程経ち・・    ウレタンが完全に乾いたら  表面の余分な部分は カッターでカットします 

発電機消音ボックス Ⅱ  






蓋の裏側へ吹き付けたウレタンが 程良く膨れたら 乾く前に 防音シートを貼りつけます

この際、 ウレタンフォームが接着材となりますので そのまま乗せるだけで大丈夫です

( 重量が気になる方、 コスト削減の方は このシートの使用を省いても構いません。 ) 


発電機消音ボックス Ⅱ  




シートを取り付けたら 更にこの上に グラスシートを貼り付けます
蓋は厚みがある為、 2枚のグラスシートをボンドで固定し 厚めの1枚の板に作ります

≪  人差し指  厚めの方が 防音の他、 夏の炎天下での使用時 内部温度の上昇も防ぐことが出来ます ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  





貼り付けは木工用ボンドで十分です
( 写真では、 グラスシートを無駄なく使うため 表から見えない内側は はぎれ3枚を並べ合わせています )

発電機消音ボックス Ⅱ  





≪  人差し指  木工用ボンドは 結構な量を必要とします
上の写真は180ml の容器ですが これでは足りませんので、 下の写真のような 500ml~700ml のタイプが良いと思います  ≫


発電機消音ボックス Ⅱ  






表面を取り付け、 これで厚みと寸法は蓋にピッタリです

発電機消音ボックス Ⅱ  




この後

蓋を閉めると 発電機の取っ手部分が グラスシートに干渉しますので
その部分をカットしていきます

寸法の出し方は、 一度発電機をBOX内にいれ、発電機取っ手部分に水性ペンやチョークなどで目印を塗り
一度蓋をし グラスシートに転写することで おおよその寸法を見つける事ができます

( 画鋲などを ひっくり返して置いて シートに刺す方法も良いと思います )

発電機消音ボックス Ⅱ  






蓋を暫く閉めて 型を取る

≪  人差し指  この時、 発電機の位置関係 ( 操作窓・サイレンサーとの位置 )  を 決めてから蓋を閉めます ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  






蓋を開けると うっすらと後が付いていますので 寸法を割り出します

発電機消音ボックス Ⅱ  






発電機は振動するので 少し余裕のある幅にカットします

≪  人差し指  BOX完成後、発電機を動かすと 上蓋や取っ手が カタカタ 共鳴する場合は ここの処理が上手く出来ていない可能性があります ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  






カット部分は グラスシートがむき出しになりますので、 きちんと耐熱布で覆い ガラス繊維の飛散を防止します

( 写真は はぎれのグラスシートから 布部分を切り離し 使用しています )

発電機消音ボックス Ⅱ  
















【 ④ 防水コンセントの取り付け 】




外部コンセントは 使用用途に応じて 取り付ける場所を選びます
自分の場合は、コンセントをBOXの長側面に取り付けると、 トレーラのドアに干渉し  室内に収納出来なくなる為 後ろ側に取り付けます。
コンセントは それぞれに 使用用途を考え、 取り付け位置を考えると良いでしょう。




コンセント表面の2箇所 ネジを外すと 緑のプレートが表れます
この緑のプレートをBOXに乗せ 位置決めをします。

≪  人差し指  取り付け位置はなるべく上にしたほうが 後にコンセントにプラグを挿しやすくなります ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  







位置が定まったらドリルで穴を開け ボルトナットで緑のプレートを取り付けます

この際、 配線を通す穴も中心部に開けておきます
VVF2芯ケーブルが2本通るほどの穴があれば十分です (Φ15mm位)

発電機消音ボックス Ⅱ  






さきに この緑プレートだけをネジで固定

真ん中の穴から線を出し コンセントに配線をつなげます

発電機消音ボックス Ⅱ  





コンセントへの配線は
裏面には W の表記があるほう(写真右側)が 白色の線 (接地)となります

発電機消音ボックス Ⅱ  






線は4本(2回路分)が刺せるようになっています
上には発電機に差し込むコンセント 下にはファンへ繋がる線をつなげます ( 逆でも構いません )

因みに、 配線を間違えた場合は サイドにマイナスドライバーを差し込むと 配線を抜くことができます

発電機消音ボックス Ⅱ  






配線をした後に 緑のプレートとコンセントを合わせ ネジ止めすると 外部コンセント施工は完了です

発電機消音ボックス Ⅱ  






ACファンと コンセントへの配線はこうなります


下記写真は コンセントプラグがついた方を 発電機に刺し使用します、  もう一つの線は FANに繋がる線となります。
発電機が回ると その電力で FANが起動し 排気する仕組みです。


発電機消音ボックス Ⅱ  









基本的な結線図は このようになります

発電機消音ボックス Ⅱ  















【 ⑤ グラスシートの施工 】






BOX 内壁にグラスシートを施工します

人差し指  グラスシートのカット作業や ボンド加工は  ビニール手袋を使用すると ガラス繊維のチクチクや ボンドが手に付いたりすることを防ぎ とても作業がし易くなります ≫



他にも ビニール手袋は腕の部分まで長くカバーできますし、
軍手と違い  ベタベタ付着したボンドは 洗い流すことで またすぐに使える便利なアイテムです


発電機消音ボックス Ⅱ  





取り付けるグラスシートは
側面に1枚 吸気側に2枚です

( 発電機の騒音は 側面や吸気側は少なく、 主に排気側に集中しますので これぐらいでも十分です )

発電機消音ボックス Ⅱ  





内壁のグラスシートは  その後のメンテナンスや手直しの為に ボンドや両面テープで留めることはしません  
( 但し 吸気側の2枚はお互いにボンドで貼り付けてあります )

クッション性のあるグラスシートは 大きめにカットすればお互いにホールドし ずれることはありません 


グラスシートを そのままセットします

発電機消音ボックス Ⅱ  







床面に発電機の台座を作ります


まず 床シートをBOX に敷き  その上に発電機を置くと 発電機の足跡がつきます


≪  人差し指  この時に、 操作窓やサイレンサーの位置を考慮した上で 台座を置く場所を決めないと 致命的なズレが発生します ≫

位置が決まったら  防振ゴムを取り付ける大きさにカットしていきます


発電機消音ボックス Ⅱ  





シートを BOXに敷いたら 防振ゴムをセットします


発電機消音ボックス Ⅱ  





更に その上に シリコンシーラントを充填します!


≪  人差し指  軽量なBOX は 防振ゴムだけだと 振動を抑制し切れず 箱鳴りを起こします
色々と試行した結果 ゴムの上に 余ったシリコンを充填するのが良いとなりました  ≫


発電機消音ボックス Ⅱ  






塗布したシリコンの表面は 後記にもありますが、  中性洗剤を付けた指で 平に慣らして仕上げます

こうする事で 指にシリコンが付着せず、形成することが出来ます

発電機消音ボックス Ⅱ  
























【 ⑥ 操作窓の加工 】





発電機消音ボックス Ⅱ  






≪注意点≫

・取り付ける操作窓に対し、上蓋の開口向きが逆になると チョークなど発電機の操作がし辛くなる

・取り付け位置は 低すぎると地面からの雨水や埃が入り易くなる

・取り付け位置が低いと、リコイルスターターの紐が窓枠上部に擦れてしまい、
 最悪 スターター紐が切れてしまう恐れがある   ( 下記写真上部の傷 )





発電機消音ボックス Ⅱ  






まずはBOX 側面に操作窓を取り付ける穴を開けます

採寸は150mm

発電機消音ボックス Ⅱ  






この際、 必ず操作窓を開ける穴位置と 上蓋の開口向きを確認し行います。

≪ 上蓋の開口向きが反対になると、 発電機の操作 (チョークレバー等) が し難くなりますので注意が必要です。 ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  





内壁のグラスシートを切り取ります

発電機消音ボックス Ⅱ  





≪  人差し指  穴開けは、穴のΦ径を若干小さめにします ≫


これは クリアランスがキツメのほうが ボンドで固定しなくてもホールドが可能となる為です 
同時に 発電機の振動で起こる操作窓の共鳴を防ぐことも出来ます   

発電機消音ボックス Ⅱ  





本体の裏側に 防水の為 シリコンを充填します

一度 操作窓を半分まで引出し シリコンを充填した後
BOX に差し込むと 接着剤の役目も兼ね ちょうど良くホールドします

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余ったシリコンが表面に出てきたら 水に濡らしたウエスなどでふき取ると 綺麗に施工ができます

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【 ⑦ インテーク(吸気口)の取り付け 】






吸気口を取り付けます

Φ 100mm の穴を開けるだけです

この作業も 位置が低いと  窓から砂や土埃(つちぼこり)が入りやすくなるため   取り付け位置には注意が必要です 

発電機消音ボックス Ⅱ  






内壁のグラスシートを切り取り

発電機消音ボックス Ⅱ  






インテークを取り付けます
( クリアランスが丁度よければ ボンドなどは必要ありません )

発電機消音ボックス Ⅱ  






因みに 
風雨など あまり気にならない環境で使用する場合 下記のような吸気窓でも構いません

≪  人差し指  コストと取り付けスペース 共に削減することが出来ますが 粉塵を防ぐフィルターは付けられません ≫

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【 ⑧ 排気カバーの作成 】






発電機消音ボックス Ⅱ  




まずは
カバー内に 防音シートを貼り付けます
発電機の騒音は 排気側の騒音が殆どですので ここを重点に防音処理を施します

発電機消音ボックス Ⅱ  





合わせ目も 丁寧に重ね シールします

発電機消音ボックス Ⅱ  




更にその上にグラスシートを貼り付けていきます

発電機消音ボックス Ⅱ  





アール(曲がり) の部分は グラスシートの裏面に スリットを切り込むと綺麗にRを作ることができます

発電機消音ボックス Ⅱ  





シートの裏面は繊維質なので グラスシートとの貼りあわせは木工用ボンドが使用できます

発電機消音ボックス Ⅱ  






発電機消音ボックス Ⅱ  






≪ 人差し指  グラスシートは網目の部分から40mm ほど ( ファンユニットの厚みの分 )離し 斜めにカットしておきます ≫

これは 後にファンユニットを取り付ける際、 ファンの回転にグラスウールが干渉しないようにするためです

( カット面は グラスシートの飛散防止の布で綺麗に覆います )

 発電機消音ボックス Ⅱ  














【 ⑨ 排気ユニットの作成 】





排気ユニットはこのBOX を設計する上で 一番重要な部分です

排気をACファンで強制的に外に出すことで BOX 内を陰圧にし、 インテークからの導入エアーで 発電機の冷却も同時に行えるシステムです。

たとえ
空気の取り入れ用にファンを取り付けても 排気ファンが無ければ十分な通気は生まれず、 発電機の冷却も効率が上がりません。 





≪注意点≫

・ ユニットは 排気の流れに対し 放熱板~排気ファン の順になるように施工する  (排気ファンが最下になる)

・ 1つ1つの排気ファンの指向性 ( 風の吹く向き ) を確認してから取り付ける

・ 排気ファンはAC (100V 交流用) を使用する   (DC用は不可)

・ 放熱盤は必ず取り付ける (アクリル・アルミ混合板を使用)

・ ファンの取り付け部と 放熱板の間には シリコンシーラントを塗り 伝導熱を遮断する










排気フローは
アクリル複合版 ~ シリコンシーラント ~ 排気ファン の順番になります     

≪   組み上げる際には 下記 図 の順番を必ず守ってください   ≫

この順番が逆になると  アクリル複合版より ACファンが上( 排気の一次側 )になると、 熱風に さらされ 故障の原因となります!

また、 前記にもありますが、 ACファンにも風向きがありますので こちらも 予め確認が必要です!



  



発電機消音ボックス Ⅱ  











まず、軸流ファンを台紙に乗せ型を取ります


発電機消音ボックス Ⅱ  







発電機消音ボックス Ⅱ  









<  アルミ複合版 カット用の 型PDFは こちらです  >
A4 にて印刷し そのまま複合版に張り付けてカットできます


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型をくり抜きます


台紙の形状は 排気フードの内径寸法です
台形の形になりますので 板をカットしたらフードに入れてみて 予めフィッティングをしておくと良いと思います


発電機消音ボックス Ⅱ  






軸流ファンへ 配線を実際に這わせ、長さを測り カットします


<  このACファンは この排気フードの寸法にちょうど良いですし、 耐熱能力や風量も十分
とても良いファンですので お勧めします!  >


発電機消音ボックス Ⅱ  






ワイヤストリッパーにて被覆を剥きます


発電機消音ボックス Ⅱ  







それぞれに端子がありますが、AC電源ですので プラス マイナス はありません

<  どちらの端子に 白と黒の線を付けても構いません  >

発電機消音ボックス Ⅱ  






半田付けしていきます

発電機消音ボックス Ⅱ  






4個のファン それぞれの端子に結線するには 構造上 半田付けとなります

発電機消音ボックス Ⅱ  







それぞれの配線は色別にまとめ、半田で結束しておきます

発電機消音ボックス Ⅱ  







その後 圧着ペンチにて スリーブ結束をしていきます 

<  ユニット内の 配線スペースが限られる為、スリーブ結束が良いと思います  >


発電機消音ボックス Ⅱ  





このあと、絶縁テープ(ビニールテープは400Vまで耐圧)にて 保護します

発電機消音ボックス Ⅱ  








AC軸流ファンを 放熱板に取り付けていきます




軸流ファンと 放熱板(アルミ複合板)との間に盛るシリコンは 
下記の写真の赤い部分に 少しだけ点付けします

あまり多く塗布し はみ出さないように注意が必要です!

< シリコンが多いと はみ出して、ファンに付着する可能性があります >

もし、ファンに付着した場合には 中性洗剤の原液で拭き取ると 綺麗に剥離します

発電機消音ボックス Ⅱ  







ドリルで穴をあけ ボルトナットで固定します

発電機消音ボックス Ⅱ  







このままでは 電源端子が保護されずに 地絡を起こす可能性がありますので
端子を シリコンで絶縁していきます

発電機消音ボックス Ⅱ  








発電機消音ボックス Ⅱ  






≪ 人差し指  シリコン保護は 半田接合部分を熱から保護する役目にもなります 今までに熱を帯び 半田が外れたことはありません  ≫


発電機消音ボックス Ⅱ  









ファンユニットを取り付けます

発電機消音ボックス Ⅱ  









<  出来上がったファンは 固定せずに 出し入れできるようにします  > 
※ これは 後のメンテナンスも しやすくする為です



セットすると こんな感じになります

下側の網がユニットをホールドしますので、ネジ止めなどは必要ありません
ただ差し込むだけです

発電機消音ボックス Ⅱ  


















【 ⑩ 排気カバーの取り付け 】









カバーの取り付け位置は 可能な限り上部に取り付けます
よって BOX上部に 突起が4箇所ありますので  その内の2箇所をカットします  

≪  人差し指 これは 地面から排気ファンが熱の照り返しを受けない為、なるべくカバーを上に取り付けるものです ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  




  
簡単に ニッパーでカットできます

発電機消音ボックス Ⅱ  





これで 排気カバーを20mm上に上げることが出来ます

発電機消音ボックス Ⅱ  





そのままカバーをあて 穴あけの位置を決め 穴を開けていきます

発電機消音ボックス Ⅱ  
 



排気カバーをBOXに取り付けるネジ穴を開けます

四角い形は 排気口となります

発電機消音ボックス Ⅱ  






排気口は 真ん中ではなく 発電機の排気の逆側に位置する左側にあけます
直接排気せずに 一度壁にバウンドさせて 消音する設計です


≪  人差し指 下側に配線を通す穴も忘れずに 必ず開けておきます ( Φ15mmぐらい )  場所はファンユニットと平行の場所が最適です  ≫/span>

発電機消音ボックス Ⅱ  






排気フードを本体に取り付ける際には  周囲に シリコンシーラントを塗布します 
( これは 箱鳴り防止の処理です )

一本線を書く要領でカバーの縁を一周させます       少量で大丈夫です

発電機消音ボックス Ⅱ  





フードを取り付けると こんな感じになります


発電機消音ボックス Ⅱ  






中から見ると  排気ラインが綺麗に出来上がっているのがわかります

この時点で ファンをコンセントに繋ぎ 試運転をすると良いでしょう

排気の音は 思いのほか静かで  上蓋を閉めると サクション側のエアインテーク(吸気口)から エアーを吸うのが分かると思います

BOX 内を通り抜ける風量はかなりあります   同時に これが発電機の冷却空気にもなります

発電機消音ボックス Ⅱ  















【 ⑪ サイレンサーの作成 】






サイレンサーの作成は 防音する場所で一番重要な場所です

サイレンサーの形状は 下側が狭く 上側が広い 台形の 上部を開けた 箱型に作成します  





≪  人差し指  上部を開口するのは ファンの回転確認や 排気状態などを確認するために役立ちます。 
ここを埋めてしまうと 運転中に排気やファンの点検が出来なくなりますので 必ず設ける事をお勧めします!  ≫






内側 ( 発電機側 ) と側面は1枚 外側 ( 排気壁側 ) は 2枚のグラスシートで 作ります

≪  人差し指  寸法や形状は 実際に 壁面にグラスシートを設置してから BOX 内径を 採寸し 決めていきます  ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  






発電機に当てる部分は、  発電機に傾斜がありますので それに合わせたラインを作ります

発電機消音ボックス Ⅱ  





このような 傾斜を作ります

厚みは 後にシリコンで調整できますので 薄めで大丈夫です 

発電機消音ボックス Ⅱ  








発電機に当てる部分のカットに入ります


( 写真は 傾斜を作る前の状態です )

発電機消音ボックス Ⅱ  






カットの範囲ですが

発電機の後方は 排気管以外にも 廃熱を放出するガラリがありますので 
発電機後方をよく確認し ガラリと同じ広さの穴を サイレンサーに開けていきます

≪  人差し指  写真 【 青囲み 】 の部分から廃熱が放出されますので ここを塞がないように グラスシートをカットします  ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  





また
グラスシートに  発電機の排気管部分 ( 写真  部分 ) だけ穴を開ける   方がいらっしゃいますが  
この穴だけだと ≪   発電機本体の廃熱が抜けなくなり 非常に危険です    ガラリは塞がないようにして下さい! ≫ 

発電機消音ボックス Ⅱ  





穴を開けたら カット面を耐熱布で処理し、  発電機とジョイントするフレキ部分を作ります




ジョイント部分は、 シリコンを何回か周回させ 高さを盛り上げ  フレキシブルな形に仕上げます

密着し易いように シリコンの高さを高く盛り上げるのがコツです

発電機消音ボックス Ⅱ  





いわゆる 発電機と密着する部分に 遊びを大きく作るわけです



指でつまめるぐらいがベストです

発電機消音ボックス Ⅱ  






シリコンは 指に中性洗剤を塗って形を整えると良いでしょう

発電機消音ボックス Ⅱ  






≪  シリコンの盛り方  ≫






あまり発電機との接合部シリコンを指で平らにしてしまうと 経年によって 発電機との隙間が開きやすくなりますので 
シリコンは細く高めにヒダを作り、盛り上げるのがコツです

また、細く薄く盛り上げないと 柔軟性に欠け 発電機がグラスシートを押し出してしまい サイレンサーを変形させてしまいます




基本は シリコンノズル先を細めにカットし 細く吐出した シリコンを 何周か盛り上げながら施工

補正部分を 中性洗剤を塗った指で調整する・・ と いった感じです





例にすると…

発電機消音ボックス Ⅱ    ここまで平らにしてはダメ × 



発電機消音ボックス Ⅱ    これぐらいがベスト  













≪  人差し指 発電機とサイレンサーは 密着しないと排気が発電機側に戻り 不燃焼を起こす恐れがありますが、  
このBOXシステムは デリベリ側に4個の排気ファンを取り付けていますので 隙間が多少開いたとしても
排気がBOX内に戻る事はありません  ≫


発電機消音ボックス Ⅱ  






発電機を取り付けると サイレンサーの中に このように顔を出します

発電機消音ボックス Ⅱ  






側面には 防音シート(黒)を更に取り付けます

発電機消音ボックス Ⅱ  











排気側の穴あけ



排気側は セットしてからカッターで切ると寸法を取ることが出来ます

発電機消音ボックス Ⅱ  







排気ファンに 余分なグラスシート吸い込まないため
カットした後は 綺麗に面を処理します

発電機消音ボックス Ⅱ  






これでサイレンサーは出来上がりました

取り外し可能なサイレンサーは消耗品です

このBOX の利点は  汚れたり 形が崩れたりしたら また新たに作成し 取り付けることが出来ることです


発電機消音ボックス Ⅱ  






組み上げるとこんな形になります
綺麗に出来ました


発電機消音ボックス Ⅱ  





最後に
サイレンサー上部の  点検蓋を作成します

発電機消音ボックス Ⅱ  






余った防音シートを利用し そこにグラスシートを貼り付け
サイレンサーに蓋をするような形にします

発電機消音ボックス Ⅱ  





このような感じです

発電機消音ボックス Ⅱ  





ピッタリ はまります

発電機の稼動中に 排気の状態を見たり・・   ACファンを確認したりするのに 便利な蓋です

発電機消音ボックス Ⅱ  
















【 ⑫  排気 受け板の作成 】



 ≪注意点≫

・ この排気受け板は必ず施工して下さい。  これが無いと 排気圧で グラスシートに穴が開いてしまい危険です











発電機の排気が直接当たる部分は過度な排気がぶつかりますので  軽量のアルミ板を貼り付けます  
( 他の鋼材でも良いですが 軽量なものを選択しました )

≪  人差し指  この板は消耗品ですので たまに点検し 穴が開きそうでしたら交換します ( アルミ板ならば 5年は大丈夫です ) ≫


今回は コスト削減の為に、 空き缶を利用することにしました!
アルミテープよりも はるかに強度はあります

発電機消音ボックス Ⅱ  




アルミ缶を ハサミで切り開きます

発電機消音ボックス Ⅱ  




開いて 板状に伸ばします
( かなり鋭角になりますので 手を切らないようにしてください! )

発電機消音ボックス Ⅱ  




両面テープで  壁面に貼り付けます

≪  人差し指 取り付ける場所は必ず  発電機排気噴出しの範囲を見極め、 その前面に設置します  ≫

発電機消音ボックス Ⅱ  





全体的な位置関係は こんな感じです

発電機消音ボックス Ⅱ  





必要に応じて 枚数 ( 厚み) を重ねてください
 
発電機消音ボックス Ⅱ  












【 ⑬  開口ワイヤーの取り付け 】






最後に 蓋を固定するワイヤ(チェーン)を取り付けます
これがないと 給油時や 自重で 蓋が外れたりします




≪  人差し指  材質は チェーンだと 蓋を閉めた時に 壁面に当たり  チャカチャカ と 音が出る場合がありますので、ワイヤーなどが良いかもしれません  ( 今回は チェーンを取り付けます )  ≫






上蓋に穴を開け チェーンを取り付けます

発電機消音ボックス Ⅱ  






穴あけ位置は
蓋を閉めた状態を考え 上側の縁にボルトで取り付けます

発電機消音ボックス Ⅱ  





BOX 側にも穴を開け ボルトで固定します

発電機消音ボックス Ⅱ  





これで完了です

発電機消音ボックス Ⅱ  






蓋を閉めると 壁面の間に 自重でチェーンが格納されていきます

発電機消音ボックス Ⅱ  













【 ⑭   完成    】











完成後 BOX の重量を測ると  14.0kg

今回は 防音シートもプラス施工しましたが   心配していた重さは それほどでもなく、 大人が片手で持てる程度です

発電機消音ボックス Ⅱ  








加工前、 箱の全重量は 4.0kg だったので  10kg 増えたことになります

発電機消音ボックス Ⅱ  







出来上がりました

発電機消音ボックス Ⅱ  




裏面

発電機消音ボックス Ⅱ  



排気ユニット

発電機消音ボックス Ⅱ  





発電機消音ボックス Ⅱ  







発電機消音ボックス Ⅱ  












この、 排気ファンで強制排気するシステム は 一から設計した 100% オリジナルの消音BOXです 

今回 1号機が古くなったので 2号機を製作することになりましたが
6年使用した 1号機は ACファンユニットや 発電機の故障( 温度上昇 ) など 不具合は一度もありませんでした。

消音効果は 後ほど動画で UPしていきたいと思います。








誰でも簡単に作成が出来る 防音BOX !


皆さんも  ビールを片手に  ≪ Do-it-yourself  ≫  は如何ですか!  








Peace You All !!












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この記事へのコメント
お久しぶりにコメします。
トレーラーを手放してからさっぱりキャンカーに触れず、最近では車庫に入れっぱなしでダメダメになっていましたが、発電機消音BOXⅡの記事を見て、久々DIYしてみようかと思いました!!
道地さんのブログはやる気を出させてくれます!
アザっす!
Posted by あやここ パパあやここ パパ at 2015年08月03日 11:46
あやここ パパさん
岩手も8月に入り 涼しい秋風が吹き始めたら作業も楽になると思います。
部品が揃わなければ、 こちらで購入・発送なども出来ますので
是非楽しみながら作成されてみてください 消音効果は保障致します。
自分(道地)でも作れる位の簡単設計ですので、キット楽しめると思います!是非
Posted by jubajuba at 2015年08月04日 03:46
すごいですね♫とても真似できません苦笑
お金払うので作っていただきたいくらいです(^_^;)
Posted by ホビープレミアム乗り@愛知県 at 2016年02月28日 22:07
ホビープレミアム乗り さん

ゆっくり時間をかけて 作成されてみたらいかがですか? 
そんなに難しくはありません、きっと楽しめると思いますよ  (^。^)
本当にお困りでしたら お手伝い致します 
コメントありがとうございました
Posted by jubajuba at 2016年02月28日 22:29
試行錯誤やっと稼働しました。
とても静かで満足です。
何年かして2号機はもう少し綺麗に仕上げたいですね。ありがとうございます
Posted by いえなが at 2016年08月16日 16:02
いえなが さん

作成 大変お疲れさまでした 楽しめましたか?
DIY 素晴らしいですね!

お送りしたグラスシートが古く 大変申し訳なく思います。
皆さんが必要であれば、業者からシートを仕入れ 在庫を持とうか・・ とも考えています。  他に なにかありましたら 何なりと遠慮なく御質問ください。
コメントありがとうございました!
Posted by jubajuba at 2016年08月21日 21:03
いや~、大変参考になりました。
素晴らしいですね。
起用な人でなければ、出来そうに無いかな?
僕は、ホンダのカセットガスの発電機ですが、
ボックスを、縦長のなら、同じような方法でも
良いですかね?
ガスの場合は、この方法では?!!!
何か、注意する所は、ありますか?
よろしくお願いいたします。
Posted by こいぬのビック at 2017年03月13日 09:49
こいぬのビックさん

コメントをありがとうございます。
素晴らしい なんてとんでもないです このブログが参考になれば幸いです。

お問い合わせの件、 ガス発電機(エネポ9i)でのBOX作成でしょうか?
自分は このエネポは見たこともないので、構造がわからないのですが、
ポータブル発電機用の 消音BOX作成に共通するものは、デリべり側にファンを設置する・・ 強制排気の方が良いかと思います。

サクション側・・いわゆる 吸引用にファンを取り付けても デリべり(吐出)側にファンがなければ 通気は期待できません。

通気(冷却気流) と 排ガス排気 を同時に行うのが良いかと思います。

今は 良いファンが いくつもありますが、交流用(100V) が良いかと思います。

エネポは  横にして運転ができるのか・・ カセットの交換はどうするのか・・ など エネポに関しましては 知らない部分が多く 安易にお答えできずに申し訳ありません。

あとは、発電機の高速運転時の振動を うまく吸収させ、いかにBOXの箱鳴りを防止するか・・  です。  (これは簡単に対応できます。)


お住まいがお近くでしたら お会いして現物や 騒音の状態を拝見できれば良案も浮かぶかもしれないのですが・・  
また 何かありましたならば なんでもお尋ねください。

ちなみに、自分は器用だとは思っていないので(笑)  誰でも作れますよ!
1日では 無理ですが  ゆっくり作るのが良いかと思います。

ありがとうございました
Posted by jubajuba at 2017年03月13日 19:55
jubaさん、コメントありがとうございました。
大変参考になりました。
この際、ホンダのE16i に変えようかなと、思っています。
この作成の手順を、プリントして、何度も、何度も読み返しております。
これからも、宜しくお願い致します。
Posted by こいぬのビッグより at 2017年03月23日 15:58
ビッグさん
軽量ながら、消音効果は十分にありますので 是非楽しみながら 作成されてみてください。 ご質問がありましたら いつでもコメントください。こちらこそありがとうございました。
Posted by jubajuba at 2017年03月24日 00:15
こんにちわ。

4つのファンの電源配線は発電機のどの部分に接続されていますか?
Posted by JAYCO at 2017年05月29日 07:26
AYCOさん お問い合わせありがとうございます。
ファン4個(計8本)を結線(結線プラグや、リングスリーブなどで束ねる)し、最終的に白黒の二本(参考 VVF1.6mm)の線にします。
その線の先にオスのコンセントプラグを付けます。
そのコンセントを発電機側面のコンセントにさせば、発電機を運転すると同時にファンが回転し、排気を始めます。

この時、オスのコンセント形状は L字に曲がる物が必要です。
これは、発電機をBOXに入れる前に このコンセントを発電機に差し込み、BOXに入れますが、 コンセントがL字に曲がらないと 発電機を入れる時に 差し込んだコンセントがグラスシートに干渉し 発電機が入らなくなります。

ホームセンターにはヘッドが曲がるコンセントを売っていると思います。一つ200円程です。

また、発電機までの配線は 発電機をBOXに入れる前に差し込む事が出来る 余裕を持った長さが必要と思います。あまり長過ぎても良くありません、適度な長さが必要です。

御質問ありがとうございました、是非楽しみながら作成されて下さいね。

当ブログへのアクセス、大変ありがとうございました。
Posted by jubajuba at 2017年05月29日 09:42
ファンキー道地さん丁寧なお返事ありがとうございます。
お人柄が伺えますね(*^^*)

ブログの説明はわかりやすくて助かります^^

今回の素晴らしいボックスは発電機の重さ何キログラムまで載せれますか?
Posted by JAYCO at 2017年05月30日 19:56
JAYCOさん
BOXへの荷重ですが、本田16i ぐらいの15kgぐらいでしたら大丈夫です。
重い物を入れる注意点として、

①発電機をセットした後にBOXを持ち上げるには BOX蓋のフックをかける。

②BOXへ取り付けるハンドルは ブログ記載ぐらいの広域4点留めぐらいの、丈夫な物を推奨します。

③発電機の重みでBOXが歪み 箱や蓋鳴り防止の為に、BOX底部の中心部に ブログ記載の様なゴム足を必ず取り付ける。

などがあります。
重量は 排気や消音機能には主に問題ありません。


因みに、
発電機をセットした場合、BOXと合わせ 総重量は30kgぐらいになります。
BOXを移動する場合は、蓋のフックをかけ 2人で持ち上げると良いと思います。

私は 一度発電機を出してから 移動しています。
Posted by jubajuba at 2017年06月01日 17:40
はじめまして!

自作しようと、先日材料の多くを揃えました。
耐熱布と言う物を使っておられるのですが、近所のホームセンターにはその様なものが無く、アルミテープで代用しようか、ダンボールで6面の枠(箱?)を作り、その中にグラスウールを入れようか迷っています。

アルミテープは相当な量が必要で、それだけで数千円は必要かと思います。
一方、ダンボールは耐熱性が無いだけでなく、可燃性なので危険なのかなとも思いました。

グラスウールの養生に関して、出来るだけ手軽なもので作成するアドバイスをお願い致します。
Posted by キャンカーデビュー at 2017年10月25日 23:17
キャンカーデビューさん
お問い合わせの件ですが、
グラスウールは当ブログで推奨している メッシュ生地が貼られたパネルのグラスウールではなく、普通の建材用のグラスウールを使用されるのでしょうか?
耐熱布は グラスウールの飛散を防止するものですが、かつ 防音吸収性に優れたものが必要かと思います。

他に代用出来るものは色々あるとは思いますが、私が耐熱布や メッシュパネルを使用するのは 重量を軽くする為でもあります。

発電機の排熱部以外は さほど温度は上がりませんので、グラスウールの飛散が主な役割となります。

サイレンサーの中、排熱部は耐熱は必要ですが、この部分だけ(サイレンサー内側)をアルミ板で覆うのが良いと思います。
騒音は 発電機の排気が殆どです。
また、アルミテープだけでは経年でアルミに穴が開き大変危険です。 当ブログの様に空き缶を切った板などを排気部が当たる壁面に 必ず当てて下さい。

サイレンサー内部をアルミの板で覆うのも良いかもしれません。
アルミテープは高価な割に 耐久性はありませんので、お勧めしません。

もし、必要でしたら 耐熱布は私に在庫がまだあります。
ご連絡をいただければお分けいたします。
なるべく お金をかけず 作製を楽しんで下さいね。
お問い合わせをいただきまして ありがとうございました
juba@w5.dion.ne.jp
Posted by jubajuba at 2017年10月26日 03:10
jubaさん

ご返信ありがとうございます!
レスポンスの速さに驚きました!

しっかりと読み込んでおりませんでした。。。
残念ながら、建築材のビニールで簡易的に包装されたグラスウールをホームセンターで購入しました。

てっきり、耐熱布ですべてをきれいに覆われたのだと思い、自分も頑張ろうと決心して購入してきました。
これを耐熱布が無かったので、アルミテープで全コーティングするのかと躊躇していました。

まさか、メッシュパネルと言うすぐれた便利グッズが有るなんて。。。
建材用グラスウールは無用の長物になりそうですね。

でも、廃棄処理にも困りそうなので、これでやってみます。

今回の質問はこの建材グラスウールをどのようにカバーすればいいのだろうと思ってご質問差し上げました。

こうなると、jubaさんにとっては「しらんわ!」と言うところですね。

高温になるところはサイレンサーと言う事なので、その部分以外は模造紙をスプレーのりで貼り付けてみようと思います。

また、ご指摘いただきましたサイレンサー内に関しては、ブログでのアドバイス通り、空き缶を準備しました。
ご心配ありがとうございます。

耐熱布に関しては、是非!と思いましたが、部分的に使う程度で有ればアルミテープを購入してきたものが20mほど有りますので、何とかやってみます。
こちらのお声掛けに関しても、大変ご親切にありがとうございます。

週末が雨続きで当分作業出来なさそうですが、また困った際は質問させて頂ければと思いますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by キャンカーデビュー at 2017年10月27日 06:31
キャンカーデビューさん
とんでもありません。
発電機防音BOXにつきましては 材料一覧のブログもUPしておりますので、グラスウールはそちらをご参考になさって下さい。
なにかありましたら遠慮なく なんでもお尋ね下さい。
また、必要なものが手に入らない場合、こちらのホームセンターで材料を買い 送る事も出来ます。
基本的には 簡単に手に入る材料で作れるように設計しております。
何より ご自分で制作する事が素晴らしいと思います。
効果はありますので、
是非楽しみながら作成されて下さいね。
ありがとうございました
Posted by jubajuba at 2017年10月27日 23:09
初めまして。
昨年からキャンカーデビューしましたが、発電機を装備(サイクルキャリアに載せています)しているのに使用する事がナカナカ出来ません。要は、発電機の騒音で躊躇してしまってします。先日貴兄のブログを拝見し、早速DIYに挑戦しようと思いまして、ホームセンターで材料を・・・ところがアイリスオーヤマWY780にはWY780とWY780D(深型)と言うのが有るようで悩んでおります。貴兄の使われたのは、どちらでしょうか?教えて頂けると助かります。今後も色々とご教授頂くことになると思いますが、宜しくお願いします。
Posted by かずさぁ at 2017年12月27日 23:56
かずさぁさん
お問い合わせの件、ありがとうございます。
当ブログで使用しているストッカーは WY780です、WY780Dではない方です。
Posted by AnkAnk at 2017年12月28日 00:23
只今、色々参考にさせてもらって消音ボックス製作中です。
ところで丸型レジスターは、NASTA(ナスタ) KS-8603PRN ではないでしょうか
杉田エースにはありませんでしたが...........
Posted by マコピー at 2018年02月10日 22:18
マコピーさん

ご指摘いただきました件、お調べになられたものと同等品と思います。
ありがとうございました!
Φ数は150mmあればちょうど良いかと思います。

それより小さいと、リコイルスターターの紐が擦れますし、
それより大きいと 防音効果が下がり BOX鳴りや 雨水がが入り易くなると思います。
材料表も再度見直してみます!

BOXの作成 楽しまれて下さいね
出来上がりましたら 是非また御連絡下さい

コメントをありがとうございました。
Posted by AnkAnk at 2018年02月12日 20:39
はじめまして。
もうすぐ完成ですが、私はセカンドマフラーをベニアで作りボックス化したのとストッカーの内面に制振材を貼ってみました。不躾ですが質問させてください。耐熱布とはFRPに使うガラスクロスのことでしょうか。また発電機を止めると排気ファンも同時に停止するため、停止後の廃熱のためしばらくの間はストッカーのフタを開放しておいた方が良いでしょうか。
Posted by イーグル at 2018年09月01日 14:45
イーグルさん

耐熱布はFRP布とは別の物です。
温度管理ですが、発電機を止めてそのままで大丈夫ですが、停止後 蓋を解放すれば尚良いかと思います。長年使用しておりますが、不具合は起きておりません。お問合せをいただきましてありがとうございます。
Posted by jubajuba at 2018年09月02日 22:57
ご回答ありがとうございます。
昨日試運転しましたが消音効果は納得の行くすばらしいものでした。
やはりガラスクロスとは異なる物ですね。あのよれよれのクロスをカットしてボンドで貼るのは大変だったんで、いっそうのことポリ樹脂でライニングしようと考えたくらいです。結局途中からアルミテープで代用しましたが直ぐに剥がれてしまうしNGです。耐熱布はどこで入手可能でしょうか。裏面に粘着材が塗布されているのでしょうか。それともボンド貼りするのでしょうか。
あと吸音シートの下に貼った制振材の効果はあまり感じられませんでした。また防振ゴムの上面の凹凸をシーリング材で埋めるのはストッカーの上フタの共振防止に効果がありました。
Posted by イーグル at 2018年09月03日 08:04
イーグルさん
DIY楽しまれていますね。
耐熱シートの在庫はありますので、必要でしたらお分け致します。寸法(㎡)をお教え下さい。
Posted by jubajuba at 2018年09月03日 10:17
1m幅でしたらW1.0m×L1.0m=1㎡でおいくらでしょうか。
Posted by イーグル at 2018年09月03日 23:27
無料でお譲りしますよ。
Posted by jubajuba at 2018年09月04日 00:34
す・・・素晴らしすぎる!
久々にわくわくするブログを拝見しました。
故あってEF16を購入しましたがやはり周囲への音の配慮は欠かせず、
はてどうしたものかと思っていたところに懇切丁寧な記事、感謝感謝です。
作業時間は週に1~2時間とれるかどうかという状況ですが、DIY自体は好きなので
ヒントというより丸パクリ(すみません汗)で何とか作成してみたいと思っております。
ちなみにjubaさんは作業時間どのくらいかかったか覚えておられますか?
Posted by たぷじろう at 2018年09月11日 01:04
ごごごめんなさい作業時間、冒頭にでっかく記載いただいてたのに
思いっきり見逃してました。。。連投申し訳ございません(汗
Posted by たぷじろう at 2018年09月11日 01:08
たぷじろう さん DIY楽しまれてますね。
このBOXの作成は、大体2週間程かかりました。
仕事など、他に予定がなく 材料が揃い集中して時間が取れれば3日程で出来上がると思います。
これからは涼しくなり物作りには良い季節です。
消音効果はありますので、是非お試し下さい。
コメントをいただきまして大変ありがとうございました。
Posted by jubajuba at 2018年09月11日 09:33
こんばんは!
あれから1年越しになってしまいましたが、現在順調に作業をしております。
グラスウールやシリコンなどいままで使ったことのない素材が多く思うように作業がはかどりませんが、これはこれで夏休みの工作気分に浸れて非常に楽しいです。
貴重なアイディアを惜しげもなく公開いただいたことに大変感謝しております。
ところで、何度も見返したのですがよくわからないところが一つあるので教えてください。
排気ユニットの略図ですが、複合板とファンの間にはシリコンシーラントがある、という風に理解しましたが、これはファンの裏にシリコンを薄く塗るということなのでしょうか?
写真では複合板に直接ファンを取り付けているようにしか見えず、この箇所をどう施工したらよいか悩んでおります。
まだここ以外の作業が残っているので完全手詰まりという状況ではないのですが、お時間あるときにでもコメントいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
Posted by たぷじろう at 2019年08月15日 00:05
たぷじろうさん

仰る通りで、ファンの裏にシリコンを塗れば大丈夫です。
軸流ファンの裏側に丸くシリコンを塗布し、
そのまま複合板に密着すれば大丈夫です。
量は多い方が良いと思います。

また、複合板と軸流ファンはシリコン無しでそのまま 密着させ、取付けても大丈夫です。

御質問がありましたら なんでもお話下さい! コメントをありがとうございました。
Posted by jubajuba at 2019年08月16日 14:16
はじめまして。
関川といいます。
いつもブログを 拝見させて貰ってます。
防音ボックスの ブログを拝見しながら 自分でも製作しました。
とてもいい出来でしたので この度 トレーラーメーリングリストのメールメンバーさんが 発電機の 雨風使用時の使用について悩んでらしたので 防音ボックスの 製作を提案させていただきました。
その際に 道地様のブログのURLの無断転用してしまいました。申し訳ありません。
メール送信した後に 気づき お詫びを申し上げたくて コメント覧ではありますが 書かせて頂きました。
申し訳ございませんでした。
Posted by 関川哲也 at 2019年09月09日 14:41
関川様

とんでもありません、ご自由にリンクを貼り お使いになられて下さい。
ご丁寧に コメントをいただきまして大変恐縮しております。
お気遣いなしてお願いを申し上げます
その為に ブログを公開しております。

皆様が 騒音で大変苦慮されている と 感じておりましたので、
個人的に私のブログがお役に立ちましたら
幸いです、心より嬉しく思います。

実はわたしもTMLに登録させていただいております。
オフ会やメールに参加する事は中々致しませんが、陰ながら皆様の御発展をお祈り致します
どうぞよろしくお願い申し上げます。

本日は大変ありがとうございました
m(_ _)m


道地
Posted by jubajuba at 2019年09月09日 21:00
 
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