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2014年05月08日

運転








≪  自動操舵機能  ≫

たまたま見かけた車雑誌に目が留まる









最近の車はすごい

飛躍的に性能が伸びて カメラアイでの高速クルージングや自動ブレーキなど、以前の様に 人間が車を操る技術がなくても 難なく走らせることが出来る



車が空を飛ぶ…
自分で勝手に運転してくれる…


運転




子供の頃、 本で見た そんな技術は ずっと遠い 未来の乗り物だった

運転










≪  スマホで予約すると、出先の場所まで車が迎えに来る… ≫    そんな時代がもうじき来るかもしれない








昔ならば  プラグが かぶったり・・  ブレーキが甘かったり・・
車の機嫌を維持することが大変だった

昭和40年代製の、父が持つ大きな黒塗りのデボネア(三菱) も よくエンストしてたっけ・・

今の車は 誰が運転しても、  どんな状況下でも 安全に車を走らせることが出来るように造られている



でも それがつまらなく感じることも・・








≪  牽引 して車を操る  ≫


トレーラーを牽引車のヒッチに繋げ トーイングを始める


平凡な車の運転… から 一変 《 車を操る 》  そんな風にハンドリングが変わる


これがたまらなく楽しい  


楽しさの  《 素 》 は トレーラーを牽引するには リスクがあるってこと・・

その、  ほど良い緊張が 運転をワクワクさせるんだろうな  ニコニコ(笑)









≪   普段 車 単体だけの運転だけでは経験できない感覚が そこにはある  ≫ 









トラベルトレーラーHobby 720 の車幅は2.5m

牽引車は デリカスペースギア    車幅は1.85m   

その差 約70cm ・・       デリカの後ろわきに 両側 35cmの物体が張り出す計算になる

こうなると、 サイドミラーから見た後ろは ほぼトレーラーの白い出っ張りしか見えない
いわば  走行中、   トレーラーが後方にピッタリ くっついてくる様は  ずっと誰かに あおられているような感覚だ  (笑) テヘッ

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運転席から15m・・     遥か後ろのトレーラー後部がどうなっているのかは 完全に見えない・・

それを補う為、 牽引車に取り付ける  延長サイドミラー  なるものも販売されている

価格は1つ 5,000円 程で こんな物


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運転




でも このミラーは欠点も多い…  


速度が高速になると 風圧や振動でミラーがブレてくる
鏡面が拡大鏡だから 尚更後方が跳ねたように見えてしまい、 後ろがとても確認しにくい


低速で交差点を曲がる際など、 トレーラーの内輪差を確認するには使えるかも・・

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このミラー、  一度使用したが そのまま倉庫で眠る事に・・
自分は あくまで非常用のアイテムとしている


仮に、延長ミラーを使用しても  15m先のトレーラーの真後ろを確認することはできないしね・・  タラ~








≪  バックアイカメラ   ≫



後方死角… それを補う為、 720にはバックアイカメラを取り付けている

電源は牽引車から引き込む方式に…


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これはいい  ハート

これを取り付けることにより 見えない後方を見渡すことができるし  
バック時はもちろん 高速道などでの 車線変更が容易になった

これがないと 隣の車線に移動するには  《  後から車が来ないだろう  》  という  言わば  勘  と  運  にゆだねることになる

後方車に クラクションを鳴らされれば良いが ライトのパッシングだけでは気付かないかもしれないしね・・

怖い思いをしたくないが為に  
車線変更を諦め… 同じレーンを走り続ける…   そんなことにもなりかねない



バックアイカメラは 長身トレーラーの必需品だ

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≪    それでも補えない死角     ≫





でも… 長いトレーラーで危険なのは それだけぢゃない・・


たまたまオフィスにあった子供のおもちゃ を例に見る


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2軸のトレーラーは 各々の軸抵抗の為、   後進時 左右への挙動が緩やかで クネクネすることが少ない

そのままカメラを気にしながらバックすれば 比較的 楽に所定の場所に運ぶことができる

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バックカメラで確認できるその範囲は  大体、黄色で示したこれぐらい

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問題は  T 字の駐車 ・・

牽引車側を 大きく曲げることで トレーラーを折り、バックしていくやり方


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徐々にトレーラーを 折って行くと、 トレーラー左右  ( 写真のレッドゾーン ) は見えなくなり完全に死角になる

この時、 運転席から降りない限り その場所は確認できない

たまたま低めの杭なんかがあれば 低床のトレーラーは簡単にヒットしてしまう

危険危険…


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特に
転換途中、 助手席側のリアエッジは 運転席側から顔を出しても 見えるはずもなく・・ 
トレーラー側面軌道にある 障害物との間隔は もう勘に頼るしかない

720 のリアサイドまでは、運転席から遥か後方の 15m先にある


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ここまで入れば 後はトレーラーを伸ばし まっすぐにするだけ

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でも これはバック駐車での場合・・

長身トレーラーを牽いて怖いのがもう一つ、    実は前進・・   極狭の道路を曲がるときだ

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≪   オーバーハング   ≫



全長6m程のトレーラーならば、 ヘッドの車輪が通過すれば 問題無く通り抜けることが出来るけど、
車軸からリアまでが 4mのオーバーハングがある720は リアが横に振れ、 障害物にヒットする恐れがある

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その原因は 牽引車が 先に操舵転換する事により起こる トレーラーの逆挙動だ

狭いS字や 鋭角に曲がる道路は要注意!

出口のカーブに合わせてハンドルを切り返すと、反動でトレーラーが ブンッ と 尻を振るからね…






写真のように
進入アプローチは 大きく取っていれば まずは大丈夫

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その後、 牽引者が 目標物を抜けたあと  ハンドルを戻すと
トレーラーの車軸を中心に 急にリアのオーバーハングが旋回する・・


で、ぶつかる ぴよこ2

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これが現車ならば 側面破損は免れない  

軸が 後ろ寄りにあるアメリカントレーラーならば 尻振りは少ないかもしれないけど・・   
中心部に車軸のある ヨーロッパ系のトレーラーは 注意が必要!

これを回避するには   あたりまえだけど 狭い道には入らないことが重要だ

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運転中、怖い思いをしたことのある トレーラーユーザーは多いと思う

でも・・      これが    ≪   車を操る   ≫   っていう 楽しみなのかも知れない












近未来・・

人間へのサポートが 全て フォローされ、 病気や事故のリスクも無くなり 長生きをする…  そんな時が来る かも

その時・・ 人間は人間でいられなくなる…



サーフィンやスカイダイビング…
ロッククライミングやモータースポーツ ets …

人が 恐怖感とスリルを覚え   敢えて リスクを求めるのは、  その先に潜在的な快楽があるから・・



人間は 便利な時代になればなるほど 適度なリスク(緊張) に飢えていくのかもしれない・・






















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