2016年09月24日
もののけ の住む里
今年も岩手は色々あった 台風とか高潮とか・・ 地震もね
でも・・ 俺が子供の頃から地震なんかは しょっちゅうで
その頃、 実家は 古い家だったから ≪ ユサユサ ≫ 家の前の国道を 車が通るだけで結構揺れてた
この夏は珍しく ケイトも一緒に 子供が三人揃っての帰郷
≪ 東京では経験できない 人の暮らしと人情を忘れないで欲しい ≫
やっぱり いわては今日も雨だった〜♪
帰省中の この日も台風直撃で荒れ模様・・
母の車には 昨日のうちにワックスをかけ、とりあえず安心!
連日の荒天で・・
外の作業が出来ず 仕方なく家の中の作業をしていると・・
WAO!
なんだか 懐かしいものがっ!
≪ ヨーヨー ≫
昭和50年代・・
≪ コカコーラや ファンタを買うと もれなく当たる! ≫ ってやつ・・ (笑)
当時、 コカコーラ社は ボトルを買うと レコードが当たったり・・ スーパーカーのポスターがもらえたり・・ いろんなキャンペーンをやってた
うちの家は コーラを飲むことはなかったから・・ 手に入れるのが大変だったなぁ・・
なんか 昔の駄菓子屋って いろんなイベントがあったような気がする
じゃんけんすると ガムが貰えたりね
ヨーヨーは当時 子供達を中心に 空前のブーム!
わざわざキャラバン車に乗り コカコーラの衣装を着た 白人のオジサンが村にやって来てたっけ・・
皆さんの街にも 来てましたか? あの ハデハデな外人さん(笑)
他に こんなのも見つけた! カセットテープ
A面 B面 って もう死語になっちゃったね (笑)
焼肉屋では 使うかも・・ A面B面 ← これも言わないか (笑)
そうそう! このカセットテープ 知ってる?
メタルテープ
ケーシングが鉄で出来てて ズッシリ重いやつ
鉄で出来ているから ≪ テープの巻き乱れが無く 録音が安定して 高音質で記録が出来る ≫ っていうもの
メタルテープは こんな風に テープの表面が鉛色に黒光りしてて・・
『 磁性体が銅で出来ている茶色のノーマルポジションタイプは 音が悪いんだよね・・ せめてフェリクロームかな〜 』
なんて 当時 生意気に音の質にこだわってた
見つけた このテープ・・ 保存状態は良好
何が録音してあるんだろう・・
つか、 デッキが無い今は 確かめる (聴く) ことができないけど・・ (笑)
今日は 村に唯一の居酒屋で 同窓会
気の置けない友人達とも かれこれ35年来の付き合いになる
いつもありがとう!
≪ 夕飯の仕度 ≫
家の近くには 二つの道の駅がある
道の駅が近隣に 2つもあるなんて・・ よくよく考えたら珍しいかも (笑)
とにかく安いんだよね・・ ここ
朝採れた色んな地産ものが 安く店頭に並んでて スーパーに行かなくても十分に生活が出来そうだ
それに 生産者はだいたいが 知っている近所の農家の人達・・ だから 安心できるね (笑)
こんなのや
こんなの・・
価格は 100円や 200円
都内のスーパーじゃ 考えられない値段だなぁー(笑)
これわかる? 夕顔
味噌汁や すいとんに入れたりするとメチャクチャ美味しい
厚切りにして ステーキにしたり・・ 豚のばら肉と炒めると肉の油を吸って テロン テロン 状態に!
ヘルシーで美味いんだな〜 これが こんなに大きくても 250円 1本あれば 一冬もちそう
そうそう
そういえば、 岩手のスーパーには すんごい数の納豆が 並んでるって 知ってる?
ほらこれ! ざっと数えて・・ 30種類
ついでに 豆腐の数もすんごい こちらも 大小 30種類 がっ
こちら 出ました! 九戸村ソウルフード 黒糖蒸しパン
地元スーパーならでは の スイーツ兼 パン ?(笑)
これ 牛乳と一緒に食べると美味しいんだよね
≪ 秋近し ≫
家の畑で たわわに実った野菜を収穫
母のために これでなにか作ろうと たくらんでた
家にあったうどんを茹で
あんかけうどん にしてみた!
枝豆からサラダまで 実材料は畑の恵み のみ
塩分摂りすぎの母に 味付けは酢を上手く使い 極力減塩に・・ 温泉卵の甘みで 塩梅(あんばい) を調整
そうそう、 最近 温泉卵を作るのが上手くなった
グリルコンロから下げた熱湯に 卵を入れて きっかり15分! これが一番ベストな、仕上がりに
夜 洗い物を済ませ
子供達を連れ 田んぼのあぜ道に散歩
伸び盛りの稲が 夜露をプリプリ弾いていた
綺麗だ・・ ちゃんと 呼吸してる! って感じ
根元にはミネラルを肥やしに 浮き草がいっぱい
田んぼのあぜ道には カエルや タニシ・・ それと、なんかの稚魚が泳いでて・・
街路灯もない散歩道・・ 見渡した山肌や田園が 月明かりに照らされてとても綺麗だ
よく考えたら 今日は満月夜
≪ もののけ の住む里 ≫
実家の裏、 すぐに歩いて行ける距離には 折爪岳という 標高800m程の山がある
この山の頂上までは 車でも上がる事が出来て・・
最近は この場所からパラグライダーがテイクオフ!
高架橋や高圧線もないから きっと飛びやすいね ここ
いつも だーれもいない 展望台を独り占め
ここから 八戸の海や 遠く岩手山を見ることが出来る
≪ すごいな・・ あそこに見えるの 100km先の岩手山 だよ ≫
満月も相まって 神秘的な景色が 広がってた
新鮮な空気を吸いながら いつまでも ずっと眺めていたい気分になる・・
この山の中腹には 芳醇(ほうじゅん)な湧き水が 沢山湧いてる場所がいくつもあって
『 しし神様 や もののけ姫 が居そうっ 』 と 子供達・・
パパも そんな気がするよ
俺が子供の頃は この下の沢で 友達とカニを捕まえて遊んでた
すぐ家から歩ける場所に こんな原生があるなんて・・ よくよく考えてみると、 贅沢かもしれない
もうひとつ・・
この山には 不思議な言い伝えがある
≪ この山には 人の心を読み取る妖怪が棲んでいて 心の澄んだ村人に豊作をもたらした ≫ という話し
時に その妖怪は 石に姿を変えた・・ まんが日本昔話 にも紹介された伝説
≪ 原生林の山の中で ふと・・ 気がつけば 時が止まる ≫
正直者の 川の民・・ この妖怪は 天候と共に歩んだ農耕民族の 心のよりどころだったんだろうな・・
正直に生きれば 生きるほどに 孤独感に苛まれ(さいなまれ) る世の中・・
この地で生を受けなければ 都会の そんな狭間で苦しむことはなかったのかも知れない
揣摩臆測 (しまおくそく) の渦中に翻弄される自分 ・・ そんな時 ふと現れる ≪ 記憶の中の少年 ≫
彼だけが いつも癒しをくれる
peace you all ...
≪ an extra ≫
途中のサービスエリア
こんなところに・・ なぜか ウルトラマンが・・
地球を守るため・・ ですよね
彼の年齢は・・ ≪ ジュワッチ!(18) ≫ なんちって
てか、
カマキリが くっついてますよっっ! セブンさんっ!! ( 痒くない? )